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女応援団長の気愛
いいか。 お前らは、強い。 誰を前にしても、決して折れない心がある。 だから、絶対に負けねぇ。 それに、うちにはいい女がいる。極上の女だ。 そんな女の前で情けねえ姿見せんじゃねーぞ。 とことんカッコつけろ。 女のために戦え。 そして、惚れさせろ... -
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シュールな下ネタストーリーですが、何か?|小説の書き方|例文
水族館で『ちんあなご』を眺めている私たち。 私は同じ方を向きながらただよっている『ちんあなご』に目が釘付けだ。 「何でちんあなごって名前にしたんだろうね? だって、『ちん』に『あな』だよ。ヤバくない?」 友達が言った。 「きっとこの名前を考... -
Len*Ren
イメージカラー
「先輩、バレンタインで俺が言ったこと覚えてる?」 この一言で、先輩の顔はみるみる内に赤くなった。反応から覚えていることが予想できるが、どうしても彼女の口から言わせたくなる。先輩は俺から視線を外し、躊躇いがちに口を開く。 「覚えてるよ。チョ... -
Len*Ren
強引
ドクン、と一つ大きく心臓が跳ねた。右手首に加わった強い力。そして、あと数センチで触れてしまうほど縮まった互いの唇の距離。射抜くような彼の視線にとらわれた私は、瞬きするのも忘れて彼の言葉を聞いた。 「先輩、俺の性別わかってる?」 そんな聞か... -
Len*Ren
不意打ち
8月。夏休みという学生の特権を満喫──とまではいかないが、まあまあ楽しんでいる諫美(いさみ)は、何か飲み物をとってこようとキッチンへ向かった。クーラーがきいている部屋にいても、窓の外から大音量のセミの声が聞こえてくれば、汗がにじむくらいの... -
Len*Ren
はちみつの時間―寝起きの本音―
「ねえ、遼(りょう)。ひざまくらしてあげる。こっちきて」 自室のベッドの上に座り、有羽(ゆば)はそう言って手招きをした。 年頃の男子としてはおいしいのか困ってしまうのか微妙なシチュエーションだが、せっかくの有羽の誘いとあっては断れない。... -
Len*Ren
彼と私と天の川
「はあ……何やってんだろ私」 深いため息をつき、すっかり暗くなった空を映し出している川を見つめながら、有羽(ゆば)はそう呟いた。その視線はどこを定めるわけでもなく、ただ川の奥を向いていた。 今日は久しぶりの下校デート。いつもと雰囲気を変... -
Len*Ren
バレタインのプレゼント
2月14日。 この日は朝から皆そわそわしてて、好きな子の行動をお互いに気にしてる。綿飴みたいに甘くてふわふわとした空気に包まれている感じが何だかいい。それに、女の子がすっごくかわいく見えるんだよね。好きな人のために一生懸命になってる姿なん... -
Len*Ren
はちみつの時間―スローペース―
最悪だ。いつものバカみたいな元気が、どうしてこういう時に限ってなくなってしまうんだろう。玖堂()はぼーっとする頭でそんなことを思った。 今日は共通の知り合いたちと来たスキー旅行の初日である。恋人である智孝()に、筋肉痛を起こすまでスキーを教わ... -
Len*Ren
25cm
いつの間にか恒例となっていたお隣さん同士での花見。初めの頃はお弁当を作ってと、本格的なものであったが、次第に互いの都合がつかなくなり、夜の散歩がてらにという気軽なものへと変わっていった。そして、それに参加するメンバーにも変化が伴う。特に...