私は、とある男性の行動で「うわー、こういうことする人なんだ。じゃあ無理だな」と思い、その人のビジネスサービスを受けることをやめました。
サービス内容も充実してるし、スゴい実力の持ち主なんです。
でも、嘘つくことを教わるのかな?と思ったらダメでした。
それがその人のサービスを売る手法なんだろうけど、私はやらない。
自分がやらないことを、それ以上学んでも無駄です。
そんな経験談を語ります。
目次
私は今まで、ネットビジネスについて、いくつかのコミュニティ(サロン)に入ったことがあります。
『いくつかの』にしたのは「そこでは学べないこと」を求めていたからです。
どこでも「強み」はあるし、それは同じではありません。
だから、色んなところを見るのも勉強の一つだと思っています。
よく、「一人のメンター(先生)についていけ」って言われてるけど、私は「最初から一人にしぼる」ことはしません。
色んな人を見て、最終的に一人にするならまだしも。
可能性をつぶすような気がします。っていうか性分です。
私は浮気心バリバリな男性思考の持ち主なので。
最初から「この子と結婚するんだ!一生この子しか愛さない!」なんて男性いませんよね?いや、稀でしょ?
女性はこういうタイプ求めがちですけど、私は無理。
いやいやいやいや、もっと他の人見て!って言っちゃう。
もっと良くなる可能性を見ない男性=成長しない男性と思っちゃうんですよね。だから。
その『いくつか』の中で、その人に出会った
本当に、すんごい情報量だし勉強になる部分は多かったです。
稼いでやろうって勢いが皆あったし、情熱があった。
直接絡むことはなくても、画面上にあるその人の技は全て吸収してやろうって思ってました。
メルマガも別のアドレスにして読んでいたし、今度こういうサービスやるよ!っていうセールスの部分もしっかり見ようとしたんです。
事件は、その時に起きた
簡単に言うと、
「○月○日の××時に、特別割引でサービスを販売開始します!売り切れ次第終了!」
という告知があったんですね。だからこのチャンスを逃さないようにと。
これはまあ、よくある手法です。通販やリアルのセールでもゴロゴロありますよね。
いつまでに完売したのかはわかりませんが、その日中には販売終了となっていました。
が、次の日に「延長する」という謝罪の動画が送られてきたんですね。
これがね、決め手でした。
人は、本当に悪いと思っていたら、顔向けできないんです。
一番わかりやすいのが、不倫騒動のインタビュー。
インタビューされている人は、記者の顔すら見ません。本当に反省しているなら。
視点を定めずに受け答えをします。
それは、頭の中で相手のことを考えているから。
ばっちり記者やカメラを見るってことは、「反省の言葉を向ける相手」がその記者やカメラになってるんですよ。
だから反省なんてしていません。
むしろ、自分は悪いことしてないと自信までもっている表れです。
人は、自信がある時は前を向きます。
悪いなと思っていたら、頭を下げます。顔は俯けます。視線は下です。
ガッツリ相手の顔を見ながら「申し訳ございません!」と頭を下げる人なんていませんよね?
そんなことしたら「ふざけてんのか!」ってなりますよね。
何を当たり前のことをと思いますか?
でも、終始カメラを見つめていたら、同じことです。
人間、そんな器用にはできていません。
ビジネスに置いて嘘をつくと、それは詐欺と捉えられがちです。
どんなに同情を引くような言葉を並べても、どんなに反省しているような表情を浮かべても、気持ちというのは体に出ます。
私はその動画を見て、「最初から延長するつもりだったんだな」って思いました。
いいんです。
別に延長しようが数量を増やそうが、それがその人の手法なんだから。
ただ、私はこの手法を学びたくないって思っただけです。
「最初からそのつもり」だったのに、あたかも緊急性を装って「そうします」っていうのは、私には嘘に見えます。
だったら「最初からそれでいけ」って思います。
なんか騙されたなーとも感じちゃいますし。
「最初からそのつもり」ならそうしないと、ビジネスにおいては詐欺と言われしまいがち。
サービス内容がいい分、超もったいないって思いました。
私が「あ、これ超痛い」って思ったのは、男性の反感を買ってしまったこと
その動画についてのコメントを見ることが出来たんですけど、男女で見事に分かれていました。
女性は
「大丈夫ですよ。気にしないで下さい」
「そんなに傷ついてるのかと思うと心配です。○○さんはより多くの人にチャンスを与えただけです」
みたいな庇うコメントが多く、優しかったです。
けど、男性からしてみれば、約束の時間を作った自分は何なんだ!とバカらしくなったり、『約束が違う』ということで、怒りのコメントが多かったです。
初めから何時スタートの数量限定としてるんだから、時間に間に合わず売り切れ状態になったのは、そいつの責任だろうってことですね。
すんごくわかります。
私はどちらかと言わなくても男性寄りなので、すごく共感しました。
しかも、その売り方を『男性』がしちゃってるのが問題でしたね。
女性に対して男性は甘いけど、男性vs男性では次元が違います。超厳しい。生きるか死ぬかの問題になってくるので、男性同士の信頼って大事です。
社会は男性が動かしています。つまり、男性vs男性の世界。
そこで男性の信頼を得られなかった(というよりも、むしろ切ってしまった)のが、今回のことではめちゃめちゃ痛かっただろうなって思いました。
他人事のように言ってますが、他人事なのでドライですw
私が本気の嘘をつかないのは、めんどくさいから
かなりモラルを無視した発言ですけど、私が嘘をつきたくない理由はこれです。
一つ嘘をつくと、その嘘を本当にするためにまた嘘を考えないといけないじゃないですか?
それがね、すんごいめんどくさい。時間の無駄。脳みその無駄使い。
労力使うし、結局ばれるし。
だったら嘘つかない方が楽です。
え?絶対ばれますよ。
不倫でも同じことが言えるけど、100%ばれます。
誰にって、嘘をついている自分にです。
最後に
いやー、私の強みが「演技」でよかったと心底思いましたね。
この人間観察能力を鍛えていなかったら、もしかしたら今「最初からそのつもりだけど」でサービスを売っていたかもしれません。
演技は嘘をつくことじゃありません。
一人の人間の生き様を、自分の体を使って表現しているだけです。
だから、演技に大切なのは「自分を知ること」と「他人を知ること」。
つまり人間観察です。
人間観察ができていれば、自分が何をしたいのか?何をしたくないのか?もわかります。
「したくないことはしない」って、大切です。
楽しい人生になりますよ。
最後、人生論になったけど、私はこのサービスをした男性を批判したいんじゃありません。
この手法を私がしたくないと思ったからやめたっていうだけです。
男性を批判しちゃったら、その人のやってきたことを全てを否定しちゃいますからね。