ばなやんの小説サイト|言葉の魔導士

とろみがかった透明の汁が、突然私の手にくっついた。

とある昼下がり。

買い物を済ませた私は、バスに乗り、一番後ろの席に座った。

冷たい食材が私の体温で温まったらイヤだなーと思い、荷物on荷物にしようと試みる。

 

するとなんてことだろう。

 

 

私の手に、謎の液体がついていた・・・!!

 

 

透明で、しかもとろみがかっているせいもあり、所々に泡まで発生してしている。

 

謎の汁は、臭いまである・・・!!

透明でとろみがかった汁・・・。

一体どこから流れ出ているのか?

 

しかもその謎の汁は、手だけでなく袖や買い物袋にも付着している。

一体なんなんだ!!?

 

痛くも痒くも赤くもない、私の血液なのか?

私から出ているのか?

 

恐る恐る匂いを嗅いでみる。

 

・・・臭い!!!

 

いや、落ち着け。

汁自体に匂いはない。

臭いと思って嗅いだから臭く感じただけだ。

 

 

だが匂いはある。

これは・・・。

 

これは────

 

 

ネギの匂い!!

 

 

お前かよ!!!

 

いつ折れたの?

っていうか、汁すごくね?

元気すぎ!!

 

犯人に文句をつける

いや、わかるよ?

そんだけ汁出るってことは、若い証拠でしょ?

自分、まだまだいけますアピールしてるんでしょ?

 

わかった。

もう充分、その凄さはわかった。

君はすごい。

 

でも、そんなにアピールしなくていいから。

白菜にもかけちゃって、迷惑がってるよ。白菜。

 

隣のおじさんも、前に座ってるおばさんも、

君の匂いにやられちゃってるよ。

どうすんの?

 

っていうか、タオルが君の匂いと汁で、何とも言い難い物体と化してるよ。

この独特な香りが、服とかカバンにつくのヤダ!

バカ!!何でバスの中でアピールしてるの!

私にアピールしたいなら、キッチンでね♡

 

最後に

さあ、このアホな記事をここまで読んだあなた。

あなたにお伝えしたいことがあります。

 

ネギ汁に興奮したあなた

もしくは、この記事が下ネタにしか思えないあなた

 

あめでとうございます。

 

あなたは、私の頭の中と同じレベルのエロさと変態を秘めております。

 

橘右近(ばなやん)
そんなあなたに乾杯

 

お付き合い頂き、ありがとうございます(笑)

読んでくれてあんがとヾ(*´▽`*)マタネー♪

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ばなやんヒューマンディレクター / 声優小説家
「自分らしく楽しみながら日々を生きる」をテーマに文章を書いてます。笑顔があふれる世界にしたい。そんな想いをもつ人のちょっとしたきっかけになるといいな(灬╹ω╹灬)モキュ #40代シングルマザー #ゲームも大好き