楽曲提供|音楽の卵|想いを抱いて
今回は、私のダークな部分を多くお見せすることになります。
軽く、いじめられたことについて、またそれに対する私の怒りが載っています。
気分を害される方もいらっしゃるかもしれないので、ご注意下さい。
えーまず、私は幼少期~学生時代、人をいじめた(無視した)こともありますが、断然いじめられる側の人間でした。
女子からの嫌がらせがほとんどで、
中学時代なら
- 集団無視
- バイ菌扱いからの他クラスへの出入り禁止
- 筆記用具やノートを盗まれる
- 数人の女子からの呼び出し
- イタズラ電話(以下、イタ電とします)
- 暴力事件
ですね。
高校2年生の劇団員の時は、一人の女性の先輩からの嫉妬でした。
周りが子供ではないので、集団無視などはありませんでしたが、その代わり子供ではないやり方でしたね。
イタ電は変わりませんでしたが、着替えを覗かれるとか襲われるとか。
それでもなかなか他の人には言えないので(自分はそういうことをされる人間だと認めたくない・いじめられてると知られたくない)、当時私はポケットにカッターを忍ばせていました。(護身用としてではなく、証拠を残そうと思ったからです)
気付かぬうちに刃が出てしまい、何度ポケットを破ったことか(ティッシュを丸めてクッション代わりにしてもダメでした)。時には指を切ったり、太腿に刺さったり、落ちる時に足を切ったりもしましたね。
まあ、事なきを得たのですが、そういう時に助けてくれたのが男性でした。
でも未だに私は『受話器から聞こえる男性の声』が怖いし、吐き気すら覚えます。
どんな人が出るかわからない電話をしなければならない時は、夜も眠れないし、イライラもするし、直前30分くらいは部屋の中をうろうろし始めることも。
ちょっと生活がしにくいですよね。
私は女性が怖い
というのもですね、こういういじめをするのが圧倒的に女性だからです。
女性の攻撃方法は4段階あります。
- まず、仲間外れにする。人は孤独に耐えられないことを女性はよく知っています。
- 次に周りの人間に「関わらない方がいい」と、お節介にも忠告をする。こちらも孤独にさせるための手段です。
- さらに、その人が大切にしている人や物事を傷つける。友達・彼氏・プライド……その人が大切にしていることなら何でもあり。
- 最後は、自分の正義(それをするのは正しいか?を考えること)をもたないバカな男性を利用して、性犯罪をする。
体のつながりにおいて、男性は気持ち悪いという感覚がありませんが、女性にはあります。下手すれば(というか、好きでもない男性と関係をもった場合)死ぬ。心は完全に死に、徐々に体に異変が出てくるようになります。
で、こういう攻撃方法もさることながら、何が怖いって、ついこの間までは仲良く遊んでいた人が手のひらを返したように攻撃してくることです。
中学の時そちら側になった子も、小学生の頃はよく遊んでいた子でした。
『好きな男の子に、自分は嫌われていて、私とは仲が良かったから』
という理由でそっち側に。
イタ電は他校からもかかってきたのですが、その連絡先やらつながりをもっていたのがその子でした。マジで怖い。
劇団員の時は、入った当初は優しかった女性の先輩が
『運営者でもある先生に気に入られたこと』
が原因でそっち側になりました。
実にくだらない。
全員男性がらみですけど、そういうことすれば余計に嫌われるってことになぜ気付かないのか?
不思議です。
まあ、私の性格もありますけどね。
言っちゃうんで。
呼び出され「〇〇くんに近づかないで」と牽制された時も。
「もし私が〇〇くんに近づかなかったとしても、〇〇くんがあなた達の中の誰かを好きになるとは思えない」
って本心を言ってしまいます。
黙っていればいいんですけど、私もムカついちゃうんで言います。
その時は、委員会やら係やらの都合上私を呼びに来た〇〇くんに知られてしまい、私を呼び出した女子たちは泣いておりました。
だからやらなきゃいいのに。ってか、なぜ私が彼に牽制されたことを言わないと前提して呼び出すのかも不思議です。
親交関係から、私が言うことと呼び出した子達が言うこと、〇〇くんはどっちを信用すると思いますかね?
ま、言いませんけどね。くだらないんで。←こういうこと言うから呼び出しをくらうんですよねw
だから未だに私はごく一部の親しい友人以外には警戒するし、例えSNSでも私から友達になろうと声をかけることはほぼありません。
でも実行役であった男性は、なぜ怖くないのか?
それが今からお話する恩師との教育論と、そういう攻撃や困ったことから助けてくれたのが男性だったからなんです。
中学の他校からのイタ電の時、すんごくしつこい時があって。
「電話を切るな」と言われていたんですが、話の途中で切って電話線引っこ抜いたんですよ。一時的に。
そうしたら次の日に“制裁”があって。
“私が電話を切ったから、同じ中学の男子生徒をぼこぼこにした”
と、そいつは言っていました。
殴られた男子生徒はクラスメイトで、理由も知っているはずでしたが、彼は私のことには一切触れませんでした。
泣けますね。
そういう男性もいるってことです。
で、私はどうしたかというとぷっつりと糸が切れてしまい、廊下で泣き崩れました。
自分の手に負えるものではないとようやく自覚したんです。
そこを先生が通りかかり、担任の先生やら学年の先生方に事情を説明。
結局私は、大人に助けてもらえました。
この時の担任の先生がですね、私にとって最初の先生でした。
その暴力事件後は、一人になるべくならず友達と一緒に登下校していたのですが、どうしても下校時間が遅くなる時は担任の先生が送ってくれました。
そいつらには家を知られているかもしれないので。
その時に教わったことです。(会話形式にしました)
「ちょっと気持ちいいこと知った猿が、はしゃいでるだけ」
「猿って」
「ただ、そういう奴らって怖いもんねーから、勢いだけはあるんだよな。何しでかすかわからない怖さはあるよなー」
「そっか……」
「だからな、言いにくいだろうけどちゃんと言えよ? 状況がわからなかったら動くに動けねーから」
素直に頷いたけど、気になることが。
「でも先生、いいの?」
「何が?」
「ほら、あんまり一人の生徒と関わり過ぎると、先生が怒られたりするんじゃ……」
「バッカ、お前、何子供が気使ってんだよ」
バカってヒドいんですけど……。
「まあ、もしそれでグダグダ言われて処罰になったとしても、教師やめるだけだろ。どうってことねーよ」
「どうってことありますよ」
「泣いて困ってる子供を見捨てて、なかったことにするような教育だったらない方がマシ」
この時、言葉にできないくらいの安心感を覚えたのは初めてだった。
「例えばここでお前のこと見捨ててさ、最悪な事態になったとするだろ? そうなったらお前は大人に対してどう思う?」
「──大人は助けてくれない、って思う」
「そんなお前がだ。大人になって教育する立場になったとする。子供たちに大人を何て教える?」
「大人は子供を助けないから、自分で何とかする力を身につけなさい」
「そう教えられた子供たちが大人になった時、子供たちに対してどう教える?」
「……どんどん、悪い大人が増えていく」
「そう。結構破滅的だろ」
怖い。素直に思った。
「だから、本当に教育のことを考えるなら、見て見ぬふりしてないで、子供と向き合わないとダメなんだよ」
この教えがあったから、私は何か問題にぶつかっても見て見ぬふりをしなくなりました。
見なくてもそれは起きていることだし、何の解決にもならない。
例え結果が悪かったとしても、向き合っていれば解決への一歩となる。
何か問題が起きれば、必ず助けてくれる男性がいました。
男性はこういう教える力をもっているので、何かある度に教えてもらい、ちょっとずつ強くなっていきました。
確かに、ほんの一部にはクソでカスな男性もいる。
けれど、男性全体としては頼りになる人という位置づけです。
ダメなものはダメと言える勇気もあるし、正そうとする力もある。そう信じています。
見捨てる大人もいれば、助けてくれる大人もいる。
私が女性として生まれてきたのも、この時代を生きているのも、ツラかった経験も、今この時こうして文章を書き、見せることで誰かの救いとなるならば、それらは必要なことだったんだなと受け入れられます。
だからこれを読んでくれているあなたが、もしツラい状況にいたら、それは未来の自分にとって必要なことである、ということだと思うんです。
さらに先の未来に活かせるかもしれない。
そう思うと、恩師の言っていた本当の教育というものが私にもできるし、あなたにもできる。誰にでもできるものとして、築き上げていくものなんだろうなって思います。
『自分の信念を伝えること』
それが教育かなと思うし、男性はカッコよくて頼もしい存在であると、そう信じています。
これが、私の教育です。