ばなやんの小説サイト|言葉の魔導士

なぜ彼は自分も浮気をするくせに、彼女の浮気が許せないのか?

今日は前回の続きで「男性が女性の浮気を許せない理由」についてお話します。

 

例えば男性にこんな質問をしたとします。

橘右近(ばなやん)
ちょっとちょっとお兄さん!

男の浮気についてどう思ってるか、教えてくれないかい?

すると、返ってくる答えは大体

男性代表
いけないことだけど、仕方がないことさ

↑↑↑これです

いいんです、私もそう思ってますのでw

 

で、続けてこんな質問をします。

橘右近(ばなやん)
んだら、女の浮気はどう?

すると・・・

男性代表
は?許せるわけないっしょ

こんな感じの答えが返ってきます。

ちょっと盛ってしまいましたが、大体はこういうイメージです。

 

なぜ、こういったことが起こるのでしょう?

それはですね、もう結論言っちゃいますけど、これです。

 

男性が女性の浮気を許せないのは、自分で子供を産めないからである。

 

では、この結論に至った訳をお伝えします。レッツラゴー。

 

男性にしかない不安。それが「自分の子供であるかどうかは、女性を信じるしかない」ってこと

女性は100%自分の子供ですけど、男性の場合、そうはいきません。

自分の子供を産んでくれる女性のことを信じるしか、方法がないからです。

 

DNA鑑定?んなもん、ただの記号の羅列じゃ。

科学的に?医学的に?証明されてるのか知らんけど、私にとってはただの記号。

そんなもんで人間決められねー!!

・・・ふう、落ち着け私★

 

ですから、女性の言葉を信じるしかない男性にとって、女性の浮気は『酷い裏切り行為』として認識されます。

もし万が一、許したとしても彼女の妊娠がわかった時、恐らく彼は疑いますよね。疑われても仕方ないと私は思いますけど。

 

どうですかね?女性の皆さん、わかりますかね?OKですか?

 

ここで、

「私の子であることに変わりはないんだから、私を愛してくれているなら子供のことだって愛せるでしょ?」

とか言っちゃう女性いますか?

 

いやー、キッツイなそれ。

仮に浮気ではなく、再婚で子供がいると最初から知っていて付き合っていたとしても、これは言ったらダメですよね。

浮気だったら、なおさらダメです。殺意抱かれますよ、ホントに。

私も文字を打ってて「なんだこいつ」と思うくらいですからね。

 

逆の立場だったらどうですか?

「俺のこと好きなら、俺の血がつながってるこの子は愛せるだろ?」

とか言われたら。いつの時代の暴君ですか( ゜□ ゜)

イヤでしょ?イヤですよね?イヤだと思って欲しいわー。

だったら同じって言えるから。

 

前回も言いましたけど、人って“自分の遺伝子を残したい”んですよ。

女性側にとっては、自分と自分の子供は“自分の遺伝子”であることが確定なので、満足してます。

でも、男性側にとってはいくらその女性が好きでも、「それとこれとは話が違くねーかい?」です。

 

女性は理解してあげよう。男性は愛情注いで育ててきた子供が「自分との血のつながりはない」と知った時のショックを。

私に「何でも言葉で表現できる文才」があったとしても、恐らく表現できません。

それくらいショックですよ、きっと。

なんというか、ショックもあるだろうし、怒りもあるだろうし、悲しみもあるだろうし・・・人生で味わったことのない感情が渦巻くのではないでしょうか?

私は男性にはなれないので想像しかできませんけど。

 

先程も言ったように、男性は女性の言葉を信じるしかありません。

女性は、妊娠したら体の変化(つわりも含む)が目に見えてわかるので、ママであることを自覚できます。長い時間をかけて。

実際9ヶ月も感じていられないだろうけど、少なくとも男性が「あ、俺、親になったんだ」と自覚する時間よりも長いです。

 

ママの体の変化を見てきたとしても、男性にとっては「ある日突然、小さな人間が家族になった」という感覚です。

ええ、何の前触れもなくママの様子がおかしくなり、オロオロしている間に無事誕生し、パパになったって感じです。

 

いくらママの様子が以前と違く見えていたとしても、自分の体も環境もほとんど変化はありません。

男性にとっては「いきなりパパになった」っていう感覚なんですよ。

バカにしてるわけでも何でもなく。事実です。

 

なので、パパであることを自覚するには、赤ちゃんと一緒に過ごす時間というものが重要になってきます。

  • この子とこれから一緒に暮らしていくんだ、自分の子供なんだと認識しながら「向き合う(見つめる)」
  • どんな重さなのか、生きてるなあということを実感しながら「抱っこする」

そういう、小さな積み重ねが『親子』を作っていくものだと、私は思ってます。

 

だから、そうやって親子になっていったのに、妻の浮気で「自分の子供ではない」とわかったら、妻への憤りは当然のことですよね。

子供はかわいいけど、妻への怒りが強すぎてどうしていいかわからない状態。

理性なんてどこへやらですよ。

特に男性は普段ほとんど不安を抱かないので、そのショックの程は想像もつきません。私の想像もかすってる程度ですよ、きっと。

 

男性の愛は「広い」、女性の愛は「深い」

女性はまず、「共感と一体化」という愛情表現なので、好きな人との(男女問わず)心の絆を強くしようとします。

なので、一人の人間との関わり合いが深い

赤ちゃん(子供)に、感情を伝えることで心の部分を育てようとするのも、女性の愛が「深い」からです。(実際、ママの感情に大きく影響されます。よくも悪くも)

 

一方、男性は自分が生きてきた中で得た経験で、生き抜く智恵・力を与えるという愛情表現なので、なるべく多くの人と関わり合い、知識を得て判断し、行動(挑戦)することで、自分の誇りをもとうとします。

こういうことは子供(特に男の子)も女性も、男性に求めている力なので、そういう意味でも広い

 

男女どちらの存在も大切だし、補い合えるところはそうした方がいいです。

ただ、他人の子供に愛情を注ぐといったことでは、実は女性よりも男性の方ができると私は思ってます。

子供に女性の感受性は必要ですよ。そうではなくて、愛するって甘やかすってことじゃないと私は言いたいんです。

 

暴力や虐待はダメです。子供に恐怖心しか抱かせない行動はダメ。

「しつけ」という言葉にいいイメージをもってないので、ここは一緒にしないで欲しいのですが、「ダメなものはダメという理由が明白にあって、叱る」ということは必要だと思ってるんですね。

なんというか、間違っているかどうかは別として自分の中の正義をもっているってことです。

 

あとは、母親って保守的なところがあって、子供可愛さに「ダメ」ということが多いのですが、男の子はある程度何事も経験させないといけません。

そこで、本当に「ダメ」なことなのか、挑戦しなければ「ダメ」=その子のためにならないのか、そういう判断は男性の方が優れています。

 

ダメダメ言い過ぎましたw

こういうこと、男性の方ができますよね。他人の子供にも、ちゃんと叱る・注意することができるし、遊ぶことも色々なことを教えられるのも、男性の愛が広いからです。

女性もできる人はいます。でも、やっぱり男性の方が向いてます。

 

すげーな。やっぱカッコいいな、男って。

 

今回も読んでくれて戦キューヾ(*´▽`*)マタネー♪

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ABOUT US
ばなやんヒューマンディレクター / 声優小説家
「自分らしく楽しみながら日々を生きる」をテーマに文章を書いてます。笑顔があふれる世界にしたい。そんな想いをもつ人のちょっとしたきっかけになるといいな(灬╹ω╹灬)モキュ #40代シングルマザー #ゲームも大好き