あなたが指導する立場なら。人材育成に必要なこと3つはこれ

私は今までコンビニエンスストアでスタッフ育成を8年務めていました。

その中で心がけていたことは3つ

  1. 共通の目的(ビジネスの理念)を作る
  2. 仕事(チャンス)を与える
  3. 感謝をする

 

今回は、この3つを中心に総まとめのお話をしていきますね。

 

共通の目的(ビジネスの理念)を作る

ステップ2や3でもお話しましたが、人というのは『目的』がないと、どこに向かって進めばいいのかがわからなくなってしまいます。

「とりあえず言われたことをやればいいか」「何となくでも動いていればいいか」

もちろん、とりあえずだろうが何となくだろうが、動けるのはいいことなのですが、やっぱりちょっと味気ないですよね。物足りないというか。

 

「これがしたい!」「あれをやらなきゃ気が済まない」

というくらいの目的があった方が、向ける力も違います。達成感も変わります。

また、一人一人の力が弱くても、たくさんの人で向かえば、それは大きな力となります。

 

ビジネスでは、『会社の理念』や『その人の理念』がないと、一緒に働く人の力が分散されてしまいます。

何が自分と合って誰と合わないのか?もわからなくなりますよね。

 

小さいことでも、目的を作ることで人の行動は変わります。単なる『作業』ではなく、『仕事』になるんです。

集中力も上がります。

 

人が行動するのには、必ず『理由』があるんです。言葉として表せなくても、ちゃんとあります。

その『理由』が色濃くできるかが、『目的』の有無につながります。

 

 

仕事(チャンス)を与える

あなたは、『指導者』というのはどういう人だと思いますか?

 

男性と女性で『指導』の仕方は若干異なりますが、私はやや男性思考なのでこうです。

指導者というのは、自分のレベルにまで相手を引き上げ、様々なことに挑戦させて力をつけさせ成長に導く人

 

男性の指導の仕方って、ほぼこれです。

自分の世界(レベル)に引き上げて、同じことをさせて、力をつけ成長させる。

だから師匠(先生)っていう存在ができる。

その人についていけば、自分のレベルがその人と同等くらいにまであがることができると思う。(ネットビジネスで『メンター』という存在ができたのも、男性の指導がこれだからだと私は思ってます)

 

反対に女性の指導はこんな感じが多いです。

教わる側のレベルに合わせ、感謝や感覚といった『感情』の認識をさせる。

女性に子育てが得意な人が多いのは、この共感能力が高いからです。

自分が今どの程度のレベルなのか?や、人間関係をうまくするための方法「感謝」や「共感」を、自分がすることで相手に覚え(認識)させます。

 

簡単に言うと、

男性は相手を自分に合わせようとして、女性は自分を相手に合わせようとします。

子供でもはっきりと分かれるのでおもしろいですよ。

 

目的を持たせて仕事をさせると、その人は成長する

ここで、実際に行ったトレーニングをお伝えします。

コンビニでの指導が長かったのですが、その中で少し人よりも覚えの遅い男の子がいたんですね。

レジ操作も失敗することが多かったり、品出しにも時間がかかったり、話すことが苦手だったり。

 

でも、レジ操作や品出しが苦手なだけで、得意なこともちゃんとあるんですよ。

それをちゃんと伸ばしてあげる。

その子は、めちゃくちゃ「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」という挨拶がしっかりできるんです!

出入り口の人に聞こえるくらい声も出てたし、ちゃんとお客様に対して(顔を向けて)言っていました。

 

なので、その子を「挨拶のリーダー」にしました。

皆の見本になるように、挨拶を率先してやってもらうんです。

たまに周りの人にも「リーダーの挨拶しか聞こえないよ!皆頑張れ!」とげきを出すこともできます。

その子がちゃんと挨拶をしてくれるので、周りにもいい影響を与えることができたんです。

 

するとですね、挨拶のリーダーということで自信がついたその子は、他の仕事のミスも減ったりできることが増えたんです!

「リーダーになってどうだった?」と聞くと、「皆を引っ張っていかなきゃと思って、頑張ろうと思えました」と答えてくれました。

 

自信があれば、人は成長できます。

「皆の見本となる」という目的を持たせ、リーダーという仕事を与えたことで、成長できたんです。

 

できないことを頑張らせるよりも、できることを伸ばしてあげましょう。

 

 

感謝する

特に組織に属する人で、誰かを雇っている立場なら、このことは毎日でも意識して行動にうつしてもらいたいです。

 

インスタにも投稿したことですが、

今自分がその仕事に集中できるのは、他のスタッフ(誰か)が自分の代わりに働いてくれているから

です。

スタッフや社員は作業員ではありません。仲間です。

立場や経験が異なっても、仲間なんです。

 

これを意識してもっているのといないのとでは、態度に違いが表れますよね。

自分の代わりにやってくれていることに、感謝する。

簡単なことなので、意識してみて下さい!!

 

 

人材育成は遺伝子を残すことと同じ

ステップ3でもお話しましたが、私は「子供ができにくい」と過去にお医者さんから言われたことがあります。

でも、絶対にできると思ったんですね。

例え自分の体から生まれてこなくても『子供』はできると思ってました。

 

それが、この『人材育成』です。

 

女性が子供を産めば、100%自分の子供だとわかります。

でも、男性は信じるしかありません。検査で結果を見たとしても、信じるか信じないかはその人自身です。

だから、男性が遺伝子を残すことを考えるとしたら、女性に子供を産んでもらうのは大事ですが、それと同じくらい『人材育成』も大事なことなんです。

 

自分がもっている技・知識・価値観を後世に伝える。伝えてくれるのは『人』です。

これ(人材育成)こそが、遺伝子を残すことだと私は考えています。

私が小説など形にして自分の世界を残したとしても、それを伝えてもらうには人の協力が必要です。

 

ここは女性に向けてメッセージを残します。

 

旦那さんやお子さんなど、大切な男性の遺伝子を残そうと思ったら。

その男性が大切にしている(育てている)人達は、皆その人の子供(後世に伝えてくれる人達)です。

その子供達を大切に、一緒に育てていきましょう!

 

 

最後に

お疲れ様でした!!

ビジネスの概念から始まり、指導側の立場に立った時のお話も致しました。

まだまだ具体的な事例など、お話することはたくさんありますが、特に大切な部分をピックアップしてきました。

 

では、今回のまとめです!

人材育成に必要なこと3つ

  1. 共通の目的(ビジネスの理念)を作る
  2. 仕事(チャンス)を与える
  3. 感謝をする

 

 

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ばなやんヒューマンディレクター / 声優小説家
「自分らしく楽しみながら日々を生きる」をテーマに文章を書いてます。笑顔があふれる世界にしたい。そんな想いをもつ人のちょっとしたきっかけになるといいな(灬╹ω╹灬)モキュ #40代シングルマザー #ゲームも大好き