ビジネスをこれから始めるという人へ、ちょっと心が軽くなる(かもしれない)お話をしたいと思います。
もしかしたら自分に向けての言葉かもしれません(笑)
最近、将来についてすごーく考えていて、自分はどうしたいのか? どう動けばいいのか? どれがこのブログを読んでいる方の価値につながるのか・・・などと悶々としておりました。
価値のある情報を。
これってすごく難しいですよね。
そもそも価値ってなんじゃらほい?なんて思ってしまい、それについてお話を作りました。
【ある日、土手沿いを歩いていると、空から石が降ってきた】
同じ条件で、いつも腰の重いAさんと自信家のBさんが、それぞれどういう行動をとったのか。
そんなお話です。
自信なんてないよ・・・が口癖のAさん
突然空から降ってきた石。
そこら辺に転がっているものと変わりはないけれど、一応拾っておいた。
『もしかしたら隕石かもしれない』
そう思ったからだ。
でも、隕石についての知識は0だし、もし間違っていたら恥ずかしいから皆には言わないでおこう。
そう思っていたのに、部屋に遊びに来た友達に見つかってしまった。
そして案の定聞かれる「これなあに?」
「ただの石かもしれないんだけどね、この前・・・」
念のために”ただの石かもしれない”と言って説明した。友達は最後まで話を聞いたけど、とてもつまらなそうに呟いた。
「やっぱり、ただの石かもね」
よかった。ただの石と言っておいて。
友達も言っている通りただの石だ。
空から降ってきたように思えただけで、近くにいた小学生たちが投げた石かもしれない。きっとそうだ。
もう捨てちゃおう。
自信に充ち溢れているBさん
こんな経験てあるんだな。空から石が降ってくるなんて!
これはきっと隕石に違いない。
そんな風に思うと、周りの石とは違う輝きをみせているようだった。
隕石を拾ったなんて言ったら、皆びっくりするだろうな。
いたずら心にも似た感情が湧きあがり、友達を集めて食事をした。もちろん石の話をするために。
久しぶりに会った友達との会話は盛り上がり、とても楽しいひと時だった。中でも自分の話に皆は食いついていたと思う。
だって最後には皆が「それ、きっと隕石だよ!」と口を揃えて言っていたからだ。
わくわくした気持ちは止まらず、隕石に詳しい所を色々と調べ、研究所へ持っていくことにした。
・・・・・・結果は残念。隕石ではなかったようだ。
友達に違っていたことを話すと、皆が「残念だったな」と笑ってた。
本当に残念だ。
でも、何が違うんだろう? 難しい説明だったし、何が違うのかよくわからない。
よし、まずは図書館で調べてみるか。
そうして、隕石と何が違うのかなどたくさん調べた。その都度、石の写真を撮り、自分のサイトに公開してみた。
何か知っている人が教えてくれるかもしれない。
最初はそんなことを思っていたけど、石と一緒に行動すること自体が楽しくてたまらなくなった。
こうなったら、本物の隕石を直で見てみたい。その旅に、この石と一緒に出よう。
石との旅は楽しかった。
自分のサイトが石との旅日記となり、毎日石との2ショットを撮った。
そして本物の隕石と対面した時は、念願の3ショットと、周りにいた人達との記念写真をたくさん撮った。
もう、この石は自分にとって”ただの石”なんかじゃない、宝物だ。
価値なんてそんなもの
いかがでしたか?
ちょっと面白いでしょ?
同じ状況でも、人によって価値は違うし、価値観も人それぞれ違って当たり前。
この場合、Bさんには宝石になったけど、Aさんにとってはそこら辺に落ちているただの石ころ。
私は、ビジネスにも似たようなことが言えるよなーと思ったんです。
ビジネスをこれから始める人達は、みーんな実績0。
でもそれをどうしていくかっていうのが大事だと思ったんです。
最初は何もなくても、自分でどう価値あるものに変えていくか。
私はビジネスの経験ないし、知識も浅い。とてつもなく。
資格だって持ってないし、胸をはって言えるとしたらゲームと声優さんが大好きで、物語作るのが楽しいっていうことだけ。
でも、自信はあります。
結構私、人の話聞くの得意です。
人の話をたくさん聞くことによって、価値を生み出そうかな?と思ってます。
0から1へ。
多くの人がBさんのように、価値を作り出して欲しいです。