
先日、小説家専用の執筆ツール「Nola」の体験記事のまとめを公開しました。
その告知をSNSでもし、お友達から「Nola」についての情報を頂きました。
小説執筆ツール「Nola」規約の問題点まとめ「改変等」「pixivからのコピペ」「講評」「削除権限」 – Togetter
お恥ずかしい話ですが、利用規約はさらっとしか読んでおらず、問題となっている点においても「そうなんだ」くらいにしか思いませんでした。
完全にそこは私の落ち度です。
紹介するならば、しっかりと確認すべきでした。申し訳ございません。
利用規約をコピペしたことと「ツール」の域を脱していることが問題となっているようですが、私はこれらの問題点に対し、Twitter上でもサイト上でもお詫びをして修正を行えばそれでいいようにも思えます。
問題が大きくなっていますが、利用していた身としましては、いわゆるこの「失敗」を「失敗」のまま叩かれて終わってしまい、ツール自体がなくなってしまうのはあまりにももったいないです。
失敗は成功のもとですよ。
私は利用していて削除も改変もありませんでしたから。
問題としてあがるということは、知名度があるということ。頑張って欲しいです。内容はいいので、本当に。
今回は上記にあるTogetterの記事を読んでの私なりの意見と、実際に使ってみての差異をお話します。
問題点をわかりやすく挙げてみよう
問題点としては4つ。
「改変等」「pixivからのコピペ」「講評」「削除権限」です。
中でも、問題が大きくなってしまったのは、「pixivからのコピペ」と言われているからでしょう。
私は利用規約のコピペ自体は問題ないと思います。
利用規約のテンプレートというものが無料で公開されていますので、問題ありません。
(テンプレートを配布しているサイトでも、「自社にあったように修正してください」というようなことが書いてありますし、「問題が起きても責任は負いません」とあるくらいなので)
問題となってしまったのは、コピペ元が「pixiv」ではないか?ということと、もしそうならば自分のサービスに適用するように修正が足りなかったという点です。
「pixiv」は投稿サイトであり、「Nola」はエディタ(ツール)である
投稿サイトならば、メンテナンス等で「改変等」も起こりうるでしょうし、公開している作品に対しての「講評」もあります。
そして、公開作品の中には規約に反した作品も出てくるでしょうから、それらに対しての「削除権限」はもちろんあります。
しかし、「Nola」は執筆ツールです。
とてもシンプルに言えば、性能のいい「メモ帳」「テキストエディタ」です。
参考にするならば、テキストエディタの利用規約が良かったかな?と思いました。
「Nola」の立場を確立する
記事を読んでみて、改めて感じたのが「執筆ツールとして捉えるのがちょっと厳しい」でした。
というのも、「Nola」はアプリではありません。
「Web上の執筆ツール(エディタ)」です。
Web上で執筆するとなると、「万が一でも公開される」ことがあります。
どこかでユーザーの情報を拾い上げ、なりすました第三者が「作品を盗む」ことも全くの0ではありません。
「お前誰だよ?」ってこと、ありますからね。本当に。
無名の私でさえも記事を完コピされたことがあります。
でも、どうせ私より先に公開することはできないと思っていたら、そのうち消えました。頭の中はさすがに覗けませんから。
そういった危険性を考慮し、「改変」や「削除権」が存在するのではないかな?と私は考えました。
規約に載っていれば、それに反した人たちに対して対応することができます。
運営者さんが勝手に自分のものとしたり、改変することはありません。それこそ規約にだって書いてあるし。
ただ、利用者の方にとっては「ツール」にそんな権限があるなんておかしいと思うでしょう。
ここは「Web上であることの危険性」を示唆して、それに伴う規約があるんですよってことをお伝えすればいいかな?と思いました。
「講評」について、私はこう捉えていました
私の体験記事を含め、小説を開発者さんのサイトやSNSなどで紹介して頂いています。
私はこういった「紹介」が「講評」だと思っています。
SNSで紹介されれば、コメントや「ハート(いいね)」が付きやすくなりますよね?
コメントやハートは評価ですので、「講評」になってもおかしくないし、サイトで紹介記事を書いてもらえばその記事自体が「講評」となります。
私には「投稿サイト」と「Nola」を無理矢理つなげようとしているように見えてなりません。(開発者さんがではなく、問題を指摘している人たちの意識がです)
しかも、講評してもらえるってすごいことですよ。
それがもし悪い言葉であったとしても、「その人にとっては無視できない何かがあった」「何か胸に引っかかるものがあった」ということなので。
おめでとうございます、ですよ。本当に。
最後に
以上で記事を読んでの私の意見を終わりにします。
不特定多数の人に、文字だけで自分の考え(規約も含む)を伝えるのって、本当に難しい。
作家さんなら特にその難しさや、勝手にされる酷評は身に染みているのではないでしょうか?
それなら、貴重な意見として直接その方にお伝えするのが一番だと思います。
SNSの怖さって、こういうところに出ますよね。
そして一言。

どのサイトや会社でも堅苦しくて肩が凝りますw
「悪いことしたら、それなりにやっつけんぞコラ」とか。これはダメかw