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今回から実践編です。
執筆ツールを使い、実際に小説を書き下ろすことにしました。
その制作過程を日記のように毎日少しずつ進めていき、SNSのnoteにその日記を、まとめ記事はこちらのサイトに公開していきます。
新作のテーマは『小説の書き方』で、タイトルは「先生!恋愛小説の書き方教えてください」、ジャンルは『恋愛』です。
私の書き方──プロットやタイトルの設定方法をお見せします。
良くも悪くも、その人の方法というのは、オリジナリティに溢れています。全く書いたことがない人にとっても何かしらの役に立てるだろうと思い、こちらのテーマにしました。執筆ツールの紹介ですし。
ということで、まずはご挨拶代わりとして大まかな流れをお話します。
①ジャンルを「恋愛」にしたワケ
画像のメモに補足して書きますと…。
まず、大前提である『私が小説を書く目的』というものがあり、そこからズレないようにします。
【私が小説を書く目的】
私の人生の目的が『いい人生だったと思って最期を迎えられるような楽しい世の中にしたい』であり、それには男性を応援し元気になってもらう必要があると思っています。
その元気づける方法が『小説(文章)で気付きや感動をプレゼントする』ことなんです。
男性は女性の喜ぶ姿(笑顔)を見ると、嬉しくなったり自信がもてたりする素敵な性質を持っていますので、女性である私がまず男性を理解し、カッコいいところを褒めたおします。
それを多くの女性に知ってもらい、自分の身近な男性だけでも応援してもらうことで、より多くの男性が元気になるのでは?と企んでいます。
その女性たちが興味をもつことと言えば『恋愛』です。恋愛トークは大好物。
私の書く連載小説は「恋愛ファンタジー」ですが、男性向けなので恋愛要素は少ないです。ビターチョコレートのように甘さ控えめです。エロは入れますが。一体何の話でしょう。
なので、その小説には入れにくいけど、どうしても言いたい恋愛トークをここでぶち込んでしまおうと思いました。
②タイトルは「キーワード(テーマ)」を盛り込め!
少しサイト構築の話をしますが、サイトを検索で上位表示させたい時『SEO対策』というものを考えないといけません。
ここで詳しくは説明しませんが、SEOというのは「スゴい エロいな お前」の略だと思っていれば間違いありません。
エロい視点でエロいくらいそのことに精通していればいいという意味です。
(※正しくは”Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉です)
話を戻します。
小説の場合その限りではありませんが、「テーマ」と「キーワード」を掛け合わせたものをタイトルにすれば、少なくとも中身が予想できるので、それを求めている人には読んでもらいやすいです。
ここでは「小説の書き方」+「恋愛トーク」なので、「恋愛小説の書き方」という単語は入れたいと思います。
この時点ではタイトルは仮設定にしておきます。
小説完成時、または主人公たちの設定が完了したらタイトルをほぼ確定させましょう。
③主人公や登場人物はどんな人?
小説のタイトルに主人公の名前や性別を盛り込むことができるので、タイトルを確定させる前にキャラ設定をします。
キャラの詳細設定は別に記載するので、ここでは割愛しますが、私が気を付けていることとして『対立意見をもつキャラを作る』があります。
ストーリーを盛り上げるには、『主人公と相反する存在』が必要不可欠です。絶対いる。
少しネタバレしますが、恋愛トークは「浮気」についてを語らせます。
「浮気が許せない!」という女子たちだけで語らせても不毛です。どんなパターンであれ、彼氏の愚痴や男性の悪口を言って終わるくらいしかオチがありません。
しかしここで「浮気が許せる」という反対意見をもってくることで、許せない人にとっては疑問が生じます。
「は?何言ってんの?」と怒りモードになっても構いません。
疑問に思うということは、考えることをしているということです。自分の価値観を思い直したり、再確認したりとすることでドラマが生まれるんです
なので「浮気が許せない子vs許せる子」の構図──相反する意見をぶつけ合う形にする方が面白くなります。
④プロットの作り方
まず一番重要かつ初めにしなければならないのが『ゴールを決めること』です。目標設定ですね。
起承転結でいう『結』の部分です。
小説だけでなく、何か大きな行動をする時に『目標』は必ず作ります。
どこに向かえばいいかがわからなければ、人は行動することができなくなるからです。
ただ「毎日1km走ろう」と思っても続きません。
これが「彼にかわいいと言ってもらうために3kg痩せる!」や「もっと体力をつけて仕事に励みたい」といった目標があれば頑張れます。
なので、まずやらなきゃいけないのが『ゴールを作ること』
しかも、それがワクワクすることであればなおさらいいです。
ゴールを決めたら、それに向かってどうアプローチしていくかを考えるのが『プロット作り』であり、小説のストーリー設定になります。
アプローチを考える際に出てくるのがストーリーの要となるポイント=伝えたいことです。
この要となるポイントが一つであれば短編小説になるし、いくつもあるなら一つずつ起承転結(短編小説)を作り、それらを合わせれば長編小説となります。
そして、そのポイントを『転』にもってくると、より面白くなります。
ここでも詳細は割愛しますが、今回の新作でいうと
- 小説の書き方のノウハウを教わる部分が『起』
- 教わったことを行動に移す部分が『承』
- 恋愛トークが『転』
- 小説が完成するのが『結』
です。
以上の流れを、執筆ツール「Nola」を使い、その詳細と小説を公開していきたいと思います。
>>>次回は一つ一つの詳細です!